信州移住で賃貸から始めるべきか、家を建てるべきか

信州移住で賃貸から始めるべきか、家を建てるべきか

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移住の先輩の声と、自分に合う判断基準

こんにちは。 エルハウス/LHOUSE CEOの網倉です。

今回のテーマは、信州移住で賃貸から始めるべきか、家を建てるべきかです。

東京・関西・首都圏近郊から信州へ移住したい。八ヶ岳の近くで暮らしたい。諏訪、茅野、原村、富士見、伊那あたりで家を建てたい。

そう考えたとき、多くの方が迷うことがあります。

いきなり土地を買って、家を建ててもいいのか。まずは賃貸で暮らしてみた方がいいのか。お試し移住や二拠点生活から始めた方がいいのか。一冬暮らしてから決めた方がいいのか。

これは、本当に大切な問いです。

そして、先に私の考えを言うと、どちらが正解ということはありません

賃貸から始めた方がいい人もいれば、先に土地や建物を決めた方が、人生が動き出す人もいます。二拠点生活から始めた方が合う人もいるし、何度か通いながら、少しずつ地域との距離を縮める人もいます。

大切なのは、自分たちに合う判断の仕方を知ることです。

移住の先輩たちは「まず暮らしてみる」大切さをよく語ります

インターネットで移住体験談や、移住の先輩たちの声を見ると、よく出てくる考え方があります。

それは、「まず暮らしてみることが大事」という考え方です。

旅行で来る信州と、暮らす信州は違います。

旅行なら、景色の良い場所に行きます。美味しいものを食べます。温泉に入ります。空気がきれいだと感じます。山がきれいだと感動します。それも信州の魅力です。

でも、暮らすとなると、別の現実も出てきます。

朝の寒さ、冬の暗さ、車の運転、凍った路面、スーパーまでの距離、病院までの距離、地域の人との距離感、仕事の仕方、家族の反応、夜の静けさ、雪の日の動き方──こうしたものは、旅行だけじゃ分かりにくいんです。

だから、移住の先輩たちは、「まずは短期滞在してみた方がいい」「賃貸で一度暮らしてみた方がいい」「冬を体験してから決めた方がいい」と語ることが多いんだと思います。

これは、本当に現実的な考え方です。

賃貸で一冬暮らしてみるという選択肢

信州移住を考える方にとって、賃貸で一冬暮らしてみるという選択肢は、かなり意味があると思います。

特に、慎重な方には合いやすい方法です。

12月の朝の暗さ、1月終わりから2月初めの寒さ、山に囲まれた土地の日の出と日の入り、車のフロントガラスが凍る朝、道路が凍る緊張感、冬タイヤの必要性、暖房の使い方、水回りの凍結への備え、雪の置き場所、買い物の距離感──こうしたものは、実際に暮らしてみると、体で分かるんです。

思ったより大丈夫だった」と感じる人もいれば、「これは少しきついかもしれない」と感じる人もいます。

どちらも大切な情報です。

賃貸で一冬暮らすことは、遠回りじゃありません。信州で望む人生を続けていけるかどうかを確かめる、大切な準備期間になります。

賃貸で一冬暮らすなら、ここを見てほしい

賃貸で一冬暮らすなら、ただ住むだけじゃなく、いくつか見てほしいことがあります。

朝の寒さ。夕方の暗さ。車の運転。買い物の距離。病院までの距離。冬タイヤや暖房費。家族の気持ち。仕事のリズム。

そして何より、この冬も、自分たちの人生に入れたいと思えるか

そこを感じてみてください。

賃貸で暮らす時間は、ただの様子見じゃありません。自分たちの望む人生に、信州の冬や地域の暮らしが本当に合うかを確かめる時間です。

思ったより寒かった。でも、山がきれいだった」 「夕方が早く暗くなるのは少し寂しかった。でも、朝の空気は好きだった」 「車の生活は大変だけれど、満員電車よりはずっといいと思った

そういう感覚を、そのまま大切にしてください。

ただし、賃貸から始めることだけが正解じゃありません

一方で、私は、必ず賃貸から始めた方がいいとは思っていません。

ここが大切です。

世の中には、慎重に確認しながら進めた方が安心できる人がいます。その方には、賃貸やお試し移住、一冬暮らしてみる方法はとても合います。

でも、世の中には、まず動くことで人生が進む人もいるんです。

私自身は、どちらかというと即断即決型です。

賃貸にするにしても、移住にするにしても、「まずはやってみる」という感覚が強い方です。気に入った土地や建物に出会ったら、先に動く。そこから整える。動いた後に、次の選択肢を考える。

私自身は、そういう判断をすることが多いんです。

何も考えずに勢いだけで決めるという意味じゃありません。先に土地や建物を買う場合でも、リスクヘッジは大切です。

将来、貸せるか。売れるか。別の使い方ができるか。地域に需要があるか。家族が暮らしやすいか。仕事や生活の動線が成り立つか。冬の暮らしを受け入れられるか。

こうしたことを確認したうえで、先に動く。そういう進め方が合う人もいるんです。

移住の進め方には、その人の「判断の癖」が出ます

私は、信州移住の進め方には、その人の人生の判断の癖が出ると思っています。

車を買うとき、保険を選ぶとき、最初の家を買ったとき、転職を考えたとき、大きな旅行を決めたとき、事業を始めたとき──これまで、大きな決断をどのようにしてきたか。

そこを見ると、信州移住も、どの順番で進めると安心できるかが見えてきます。

何度も比較してから決める人。資料を集め、数字を見て、納得してから動く人。家族全員の意見を揃えてから進めたい人。最悪のケースも想定してから決めたい人。

こういう方は、賃貸やお試し移住から始める方が安心しやすいと思います。

一方で、直感で決めたものの満足度が高かった人。良いと思ったら早く動く方が後悔しない人。チャンスを逃すことの方がストレスになる人。決めてから動くことで、力が出る人。

こういう方は、先に土地や建物を決める選択もあり得ると思います。

どちらが良い悪いじゃありません。

大切なのは、自分はどんな決め方をすると、後悔しにくいのかを知ることです。

インスピレーション型か、ロジック型か

家づくりや移住を考えるとき、私は、その人がどちらのタイプに近いかを見ることがあります。

インスピレーション型なのか。 ロジック型なのか。

インスピレーション型の人は、出会いを大切にします。「この土地だ」「この景色だ」「この空気だ」「この人に相談したい」「この家に住みたい」──そう感じたときに、心が動きます。

直感だけで決めるのは危険なこともあります。でも、インスピレーション型の人にとっては、その感覚を無視しすぎると、逆に人生が止まってしまうことがあるんです。

ロジック型の人は、整理して納得することを大切にします。費用はいくらか。冬はどうか。仕事はどうか。買い物や病院はどうか。家族は納得しているか。将来、売れるか、貸せるか。本当にこの地域でいいのか。こうしたことを確認してから動く方が安心できます。

どちらも大切です。

インスピレーション型が優れているわけでもなく、ロジック型が正しいわけでもありません。自分たちに合う順番を選ぶことが大切なんです。

まずはロジックで調べ、最後はインスピレーションで決める

土地選びでも、移住でも、私は大切にしていることがあります。

それは、まずはロジックで調べ、最後はインスピレーションで決めるということです。

いきなり直感だけで決めるのは、少し危険です。

冬はどうか。仕事はどうか。お金はどうか。家族はどう感じているか。車の生活は合うか。病院や買い物の距離はどうか。将来、貸せるか。売れるか。別の使い方ができるか。

こうしたことは、冷静に確認した方がいい。

でも、すべてをロジックだけで決めようとすると、今度は動けなくなることがあります。

土地は、同じものが二つありません。移住も、人生のタイミングがあります。

最後の最後は、

この土地を他の人に住まわれたら悲しいか。 死ぬとき、信州に移住しなかったことを後悔するか。

そういう問いも、本当に大切だと思っています。

ロジックでリスクを見て、インスピレーションで人生を動かす。

この両方があって、後悔しにくい判断になるんだと思います。

慎重な人には、賃貸で暮らしてみることをおすすめしたい

慎重な方には、私は賃貸で暮らしてみることをおすすめしたいです。

特に、信州の冬に不安がある方。車社会に不安がある方。家族の意見がまだ揃っていない方。仕事の見通しがまだ立っていない方。地域との相性を確かめたい方。移住後の暮らしを頭じゃなく体で確認したい方。

こういう方には、賃貸で一冬暮らしてみることが、本当に良い判断材料になります

一冬暮らすと、見えてくることがあります。

朝、どれくらい寒いのか。暗さをどう感じるのか。雪や凍結にどれくらい慣れられるのか。車の移動が苦にならないか。買い物や病院の距離をどう感じるか。家族がその暮らしを受け入れられるか。仕事と暮らしのリズムが合うか。

これらを体験してから土地を探すと、土地の見方が変わります。建てたい家も変わるかもしれません。

だから、慎重な人にとって賃貸は、遠回りじゃなく、納得するための近道になります。

即断即決型の人は、リスクヘッジをしたうえで動く

一方で、即断即決型の人は、先に動くことで人生が進むことがあります。

良い土地に出会った。良い建物に出会った。良い担当者に出会った。家族の中で「ここだ」という感覚が出た。

こういうときに、動くことで未来が開く人もいます。

ただし、その場合も大事なことがあります。

それは、リスクヘッジをすることです。

もし暮らしてみて合わなかったとき、貸せるのか。将来、売れる可能性があるのか。地域に需要があるのか。建物として長く使えるのか。資産として見たときに大きな無理がないのか。仕事や家族の変化に対応できるのか。

このあたりを考えずに、勢いだけで買うのは危険です。

でも、リスクを見たうえで動くなら、即断即決も悪いことじゃありません

その人にとっては、先に決めることで、仕事も暮らしも人生も動き出すことがあります。

過去の高額商品の買い方を思い出してみる

信州移住で迷ったときは、過去の高額商品の買い方を思い出してみるといいと思います。

車を買うとき、どうしましたか。何度も試乗しましたか。比較表を作りましたか。それとも、乗った瞬間に決めましたか。

保険を選ぶとき、どうしましたか。何社も資料を比べましたか。専門家に相談しましたか。それとも、信頼できる人の紹介で決めましたか。

最初の家を買ったとき、どうでしたか。慎重に調べましたか。直感を大切にしましたか。家族の意見をどこまで聞きましたか。最後は何が決め手でしたか

そこに、自分たちの判断の癖が出ています。

信州移住は大きな決断です。

だからこそ、「自分たちは、どう決めると後悔しにくいのか」を知っておくことが大切です。

家族の中でタイプが違うこともあります

家族の中で、判断のタイプが違うこともあります。

一人は即断即決型、一人は慎重確認型。一人はインスピレーション型、一人はロジック型。一人は「ここだ」と感じたら動きたい、一人は「もう少し調べたい」と思う。

これは、本当に自然なことです。

そして、この違いは悪いことじゃありません

むしろ、家族に両方の視点があることは、家づくりでは大切です。

インスピレーション型の人は、未来を動かす力があります。 ロジック型の人は、リスクを見落とさない力があります。

どちらも必要です。

だから、家族で意見が違ったときは、どちらが正しいかを決めるんじゃなく、「どちらの不安も、どちらの直感も、どう活かすか」を考えるといいと思います。

賃貸で試すことは、決断を先延ばしにすることじゃありません

賃貸で暮らしてみるという選択をすると、「決めきれないだけじゃないか」と感じる方もいるかもしれません。

でも、私はそうは思いません。

賃貸で試すことは、決断を先延ばしにすることじゃありません。 体験を通じて、決断の質を上げることです。

一冬暮らす。通勤してみる。買い物してみる。朝、外に出てみる。夜の静けさを感じる。家族の反応を見る。仕事のリズムを試す。

そのうえで、土地を買う。家を建てる。地域を選ぶ。暮らし方を決める。

これは、本当に誠実な進め方です。

慎重な方にとっては、賃貸で暮らしてみることが、望む人生に近づくための大切なプロセスになります。

奥寺さん・咲奈さん・チームに「迷い方ごと」相談してください

信州移住で大切なのは、正解を当てることじゃありません

自分たちに合う進め方を見つけることです。

賃貸から始めたい。一冬暮らしてみたい。二拠点生活から試したい。先に土地を探したい。良い場所があれば買いたい。でも、リスクも見ておきたい。家族の意見が割れている。自分たちが慎重型なのか、即断型なのかも分からない。

そういう状態のまま、相談していただいて大丈夫です。

技術や土地と建物の相性は、奥寺立佳さんに聞いてください。 暮らしの不安や家族の迷いは、岩谷咲奈さんに話してください。 土地や地域、資金計画は、エル不動産やチームエルハウスでも一緒に考えます。

相談するときに、きれいな答えを持ってくる必要はありません。

むしろ、「自分たちは、賃貸から始めた方がいいのか、それとも先に買ってもいいのか迷っています」というところからで大丈夫です。

その迷い方の中に、判断のヒントがあります。

大切なのは、自分たちに合う順番を選ぶこと

信州移住で賃貸から始めるべきか。それとも、いきなり土地を買い、家を建てるべきか。

私の答えは、人によりますです。

慎重な人には、賃貸で一冬暮らしてみることをおすすめしたい。即断即決型の人には、リスクヘッジをしたうえで、先に動く選択もあり得ます。夫婦でタイプが違うなら、両方の視点を大切にしてほしい。

大切なのは、どちらが正しいかじゃありません。

自分たちが、どの順番で進めると後悔しにくいのか。 どの進め方なら、望む人生に近づけるのか。 どの判断の仕方なら、家族が納得できるのか。

そこを考えることです。

信州移住は、人生の大きな決断です。

だからこそ、進め方にも、その人らしさが出ていいと思っています。

賃貸で一冬暮らす。二拠点で試す。何度も通う。先に土地を買う。家を建てる。リスクヘッジを考える。

どの道にも、良き面と注意点があります。

大切なのは、自分たちに合う道を選ぶこと

私たちは、奥寺立佳さん、岩谷咲奈さん、そしてチームエルハウスで、その判断を一緒に整理していきたいと思っています。

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