信州移住で、仕事はどう考えればいいのか
AI時代に、仕事を目的ではなく、望む人生の手段として考える
こんにちは。 エルハウス/LHOUSE CEOの網倉です。
今回のテーマは、信州移住で、仕事はどう考えればいいのかです。
東京・関西・首都圏近郊から信州へ移住したい。自然の中で暮らしたい。山を見ながら朝を迎えたい。家族との時間を増やしたい。満員電車の通勤から離れたい。
そう思ったとき、多くの方が不安に感じることがあります。
それは、仕事です。
信州へ移住して、仕事はどうするのか。今の仕事を続けられるのか。リモートワークは続くのか。地元で仕事は見つかるのか。収入はどうなるのか。AI時代に、今の仕事はこれからも残るのか。
これは、本当に自然な不安です。
そして私は、信州移住を考えるなら、家や土地と同じくらい、仕事についても考える必要があると思っています。
ただし、そのときに大切なのは、今までの仕事の常識だけで考えないことです。
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ここ20年で、ビジネスは大きく変わりました
ここ20年で、ビジネスは大きく変わりました。
インターネットが当たり前になった。スマートフォンが当たり前になった。SNSが当たり前になった。オンライン会議も、クラウドも、動画も、AIも、当たり前のものになってきました。
さらに、コロナ禍以降のここ5年で、働き方は大きく変わりました。
リモートワーク、オンライン打ち合わせ、在宅勤務、副業、地方移住、二拠点生活、AI活用──以前なら特別だったことが、今では現実的な選択肢になっています。
だから、信州移住を考えるときにも、昔の前提だけで考えない方がいいと思っています。
一つの会社に通い続けること。毎日同じ場所へ出勤すること。会社の仕事だけをすること。副業は禁止されること。仕事のために住む場所を決めること。
それらは、本当にこれからも当たり前なんでしょうか。
一度、前提を崩して考えてみる必要があると思っています。
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一つの会社だけで働く時代なのか
私は、一つの会社で働くことが悪いと言いたいわけじゃありません。
一つの会社で長く働くことには、良さがあります。信頼が積み重なる。専門性も深まる。仲間との関係もできる。
ただ、これからの時代に、一つの会社だけに人生のすべてを預ける働き方が、本当に自分に合っているのかは、考えてみてもいいと思います。
エルハウスでは、メンバーがエルハウスで働きながら、副業をすることもOKにしています。
また、社内で副業のような形を用意することもあります。さらに、副業という形じゃなくても、社内で複数の仕事を経験しながら、自分のキャリアを積んでいくこともできます。
一人の人が、一つの役割だけを持つんじゃなく、複数の役割を持つ。
住宅の仕事をしながら、発信もする。現場に関わりながら、企画にも関わる。お客様対応をしながら、新しい事業の立ち上げにも関わる。AIを使いながら、今までにない働き方を試してみる。
こうしたことが、これからますます大切になると思っています。
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副業を禁止する会社は、これからどうなるのか
少し踏み込んで言えば、リモートワークが当たり前になり、AIが仕事の形を変えていく時代に、副業を一律に禁止する会社は、社員を縛りつけているだけになってしまう可能性があります。
守秘義務や競業の問題はあります。会社として守るべきルールもあります。
ただ、社員が自分の可能性を広げること。新しい経験をすること。会社の外で一次情報を取りに行くこと。別の場所で学んだことを会社に持ち帰ること。
これらをすべて禁止してしまうと、その人の成長も、会社の成長も止まりやすくなるんじゃないかと思います。
これからの時代は、会社が社員を囲い込む時代じゃなく、社員が成長し、その成長が会社にも地域にも戻ってくる関係をつくる時代だと思っています。
エルハウスが副業をOKにしているのは、単に自由にしたいからじゃありません。
人が自分の望む人生を考え、試し、学び、成長するためには、複数の経験が必要だと思っているからです。
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AI時代は、人間がやることを変える時代です
AI時代になると、仕事は大きく変わります。
今まで人間が時間をかけてやっていたことを、AIがかなり助けてくれるようになります。
文章を書く、資料をまとめる、調べものをする、アイデアを出す、要約する、分析する、画像をつくる、動画をつくる──こうした仕事は、すでに大きく変わっています。
では、人間は何をするのか。
私は、AIができることを、人間が今まで通り時間をかけてやり続ける必要はないと思っています。
AIができることは、AIに助けてもらえばいい。
その代わり、人間は、AIではできないことに時間を使う必要があります。
一次情報を取りに行く。現場を見る。人に会う。体験する。自分の体を動かす。感じる。考える。判断する。決断する。
ここに、人間の時間を使うべきだと思っています。
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AIは、あなたの代わりに筋肉をつけてくれません
私は、AI時代を考えるときに、よく筋トレにたとえます。
AIは、あなたの代わりに筋トレをして、あなたの体に筋肉をつけてくれることはありません。
筋トレのメニューを考えてくれるかもしれません。食事のアドバイスをしてくれるかもしれません。続けるための計画を立ててくれるかもしれません。
でも、実際に体を動かすのは自分です。
仕事も同じです。
AIは、文章を書いてくれるかもしれません。資料を作ってくれるかもしれません。調べものを助けてくれるかもしれません。
でも、現場に行くこと、お客様に会うこと、家の空気を感じること、信州の冬の朝を体感すること、お客様の本音を聞くこと、自分の体を整えること──これは、人間がやることです。
AI時代には、AIで空いた時間を、何に使うかがとても大切になります。
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ブログを書く仕事も変わります
たとえば、ブログを書くという仕事があります。
今までは、1本のブログを書くのに60分かかっていたとします。
AI時代には、それを10分で書けるようになるかもしれません。
では、残りの50分で何をするのか。
ここが大切です。
その50分を、ただ別の作業で埋めるんじゃありません。
現場に行く。お客様に会う。写真を撮る。地域を歩く。冬の朝の土地を見に行く。モデルハウスで香りや足ざわりを体感する。お客様の声を聞く。自分の体を整える。家族との時間に使う。
そうした一次情報や体験に時間を使うことが、大切になります。
AIで作業時間を短くする。そして、人間にしかできない時間を増やす。
これが、これからの働き方だと思っています。
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エルハウスでは、勤務時間中に整えることも大切にしています
エルハウスでは、少し変わった考え方をしています。
勤務時間中にランニングをしてもいい。 自分が整うためであれば、美容室に行ってもいい。 大事な家族のために、介護に時間を使ってもいい。
何でも好き勝手にやればいいという意味じゃありません。
大切なのは、その時間が、その人の人生と仕事の質を高めるかどうかです。
整っていない人が、良い仕事をし続けることは難しいと思っています。
体が疲れている。心がすり減っている。家族の不安を抱えている。自分の時間がまったくない。ただ仕事に追われている。
その状態で、お客様の人生の大きな決断に寄り添うことは難しいんです。
だからこそ、整える時間も大切です。
走る、歩く、深呼吸する、美容室に行く、家族を支える、介護に向き合う、自分の体調を整える──それらも、望む人生を生きるための大切な時間だと思っています。
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仕事は、目的じゃなく手段です
私は、仕事は人生の目的じゃなく、手段だと考えています。
仕事は、もちろん大切です。
仕事を通じて、お金を得る。成長する。人の役に立つ。仲間とつながる。自分の力を試す。社会に貢献する。
仕事には、大きな意味があります。
でも、それ自体が人生のすべてじゃありません。
多くの人は、望む人生を生きたいと思っています。
仕事は、その望む人生を支える手段の一つです。
住む場所も、仕事も、家も、家族との時間も、健康も、学びも、すべて人生の一部です。
仕事から人生を決めるんじゃなく、望む人生から、仕事を考えることが大切だと思っています。
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幸せには、いくつかの種類があります
私は、幸せにはいくつかの種類があると考えています。
たとえば、ドーパミン的な幸福。これは、達成や成果、勝利、収入、目標達成などに関係する幸せです。
仕事では、このドーパミン的な幸福を感じる場面が多いと思います。目標を達成する、成果を出す、お客様に選ばれる、売上を上げる、新しいことに挑戦する──これは、本当に大切です。
一方で、オキシトシン的な幸福もあります。
仲間とのつながり、家族との関係、信頼できる人との時間、チームで支え合う感覚。仕事の中にも、オキシトシン的な幸福はあります。
さらに、セロトニン的な幸福もあります。
朝起きて散歩できる。深呼吸できる。体が整っている。日光を浴びる。通勤電車に乗らなくていい。自然の中で落ち着いて過ごせる。
これは、信州移住や働き方を考えるうえで、本当に大切な幸福です。
仕事だけで幸せを考えるんじゃなく、ドーパミン、オキシトシン、セロトニンのバランスで人生を考えることが必要だと思っています。
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信州移住と仕事は、分けて考えない
信州移住を考えるとき、家と仕事を分けて考えがちです。
まず家を考える。次に仕事を考える。または、仕事が決まってから家を考える。
その順番も現実的には必要です。
ただ、私は本当は、家と仕事を分けすぎない方がいいと思っています。
どんな場所に住むのか。どんな朝を迎えるのか。どんな働き方をするのか。どれくらい家族との時間を持つのか。どれくらい収入が必要なのか。どれくらい自分の体を整える時間が必要なのか。
これらは、全部つながっています。
家は、ただ寝る場所じゃありません。
これからは、家が働く場所にもなる。学ぶ場所にもなる。体を整える場所にもなる。家族とつながる場所にもなる。
だから、信州移住で家を建てるなら、仕事も一緒に考えた方がいいと思っています。
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まずは、小さく試してみる
信州移住を考えるとき、仕事の不安は大きいです。
その不安を減らすために大切なのは、まず小さく行動してみることです。
今の仕事を続けながら、空いた時間で何かを試してみる。副業をしてみる。AIを使ってみる。地域の人に会ってみる。発信してみる。自分の経験を誰かの役に立ててみる。オンラインでできる仕事を試してみる。学び直してみる。
いきなり会社を辞める必要はありません。いきなり移住する必要もありません。いきなり大きな決断をしなくてもいいんです。
小さく試してみる。 それが大切です。
仕事の不安は、頭の中だけで考えていると大きくなります。
でも、小さく動くと、少しずつ形が見えてきます。
できること、できないこと。続けたいこと、続けたくないこと。得意なこと、苦手なこと。お金になること、まだならないこと。
行動すると、不安は情報に変わります。
情報に変われば、次の一歩を考えられます。
だから、信州移住と仕事を考えるときは、いきなり大きな決断をしなくて大丈夫です。
まずは、小さく試す。小さく動く。小さく学ぶ。
その積み重ねが、望む人生に合う働き方を見つける入口になります。
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Lキャリアという取り組みも、準備段階として動き出しています
まだ外部向けに大きく案内している段階じゃありませんが、エルハウスには、Lキャリアという取り組みもあります。
まずはエルハウスのオーナーさん向けに、準備段階として動き出しているものです。
目的は、単に仕事を紹介することじゃありません。
その人が、どんな望む人生を生きたいのか。そのために、どんな働き方が合うのか。何を優先したいのか。
お金なのか、家族との時間なのか、やりがいなのか、地域とのつながりなのか、その全部の最大公約数なのか。
そこを一緒に考えていくことです。
人によって、望む人生は違います。
お金を優先したい人もいれば、家族との時間を優先したい人もいる。その両方を大切にしたい人もいるし、仕事を通じて何かを実現したい人もいる。時間を切り売りする仕事を望む人もいるし、専門性を活かしたい人もいる。
だから、最初に問うべきことは、「どんな仕事をしたいですか」だけじゃないと思っています。
その前に、「どんな望む人生を生きたいですか」なんです。
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ライフもワークも、人生の一部です
私は、ライフとワークを別々に考えすぎない方がいいと思っています。
仕事をしているときに、家族のせいにする必要はありません。家族と一緒にいるときに、仕事のせいにする必要もありません。
どちらも、自分の人生です。
仕事も人生の一部。家族との時間も人生の一部。健康も学びも遊びも、地域とのつながりも、人生の一部です。
だから、信州移住を考えるときには、仕事だけを切り離して考えない方がいいと思っています。
どこに住むのか。どんな家に住むのか。どんな働き方をするのか。どんな時間を増やすのか。何を手放すのか。どんな体と心で生きたいのか。
全部、つながっています。
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信州移住で、仕事はどう考えればいいのか
信州移住で、仕事はどう考えればいいのか。
私の答えは、仕事を目的じゃなく、望む人生の手段として考えることです。
今は、時代の大変換期です。
ここ20年でビジネスは大きく変わりました。コロナ禍以降の5年で、さらに変わりました。AIによって、これからもっと変わります。
だからこそ、今までの前提だけで仕事を考えない方がいいと思っています。
一つの会社だけで働く。副業をしない。通勤を前提にする。会社に合わせて住む場所を決める。AIができることを、人間が今まで通りやり続ける。
そうした前提を、一度見直してみる。
そして、自分はどんな人生を望んでいるのかを考える。
お金、家族との時間、健康、成長、仲間、地域、自然、自由、安心──何を大切にしたいのか。
そこから仕事を考えてもいいんです。
信州移住は、単に住む場所を変えることじゃありません。仕事の前提を見直す機会にもなります。
AI時代に、自分は何に時間を使うのか。どんな体験を増やすのか。どんな人と関わるのか。どんな一日を送りたいのか。
そこを一緒に考えていけたらうれしく思います。



