信州で木の家を建てるなら、現場を知る人に相談してほしい
奥寺立佳さんの記事群から見えた、性能・職人・望む人生をつなぐ視点
こんにちは。 エルハウス/LHOUSE CEOの網倉です。
今回のテーマは、信州で木の家を建てるなら、現場を知る人に相談してほしいです。
今回は、サイエンスホーム諏訪店の奥寺立佳さんが書いている記事群を、私なりに読み解いてみたいと思います。
家づくりでは、誰が担当するかで、見える景色が変わります。
同じ木の家でも、性能だけを見る人、デザインだけを見る人、価格だけを見る人、暮らしまで見る人では、提案の深さが変わります。
だから私は、奥寺さんの記事を単なるスタッフブログとしてじゃなく、「この人は何を見て家づくりをしているのか」を読み解く材料として読んでいます。
奥寺さんの記事には、いくつかの大きな流れがあります。
サイエンスホームに向いている人・いない人。誰が家を建てるのかという職人の話。家づくりで人生の何を優先するのかという問い。外張り断熱や充填断熱の現場レポート。長野県産ひのきや県産材へのこだわり。ハイブリッド工法や構造の安心。植樹祭への参加。お客様インタビュー。
こうして並べてみると、私はとても安心しました。
なぜなら、奥寺さんの記事には、「木の家を売る人」じゃなく、「木の家で暮らす人の現実を見ている人」の視点があるからです。
サイエンスホームは、ひのき、真壁づくり、柱や梁の見える空間、外張り断熱、メーターモジュールなど、特徴のはっきりした家です。
特徴がはっきりしているということは、合う人には深く合うということです。同時に、全員に同じように合うわけじゃないということでもあります。
奥寺さんの記事群を読んで感じたのは、彼がサイエンスホームをただ「良い家です」と紹介しているんじゃないということです。
木の家の魅力を伝えながら、現場を見て、職人を見て、性能を見て、信州の気候を見て、そしてお客様の人生を見ようとしている。
私はそこに、奥寺さんの価値があると思っています。
木の家が合う人・合わない人を言える誠実さ
まず、私がとても良いと思ったのは、奥寺さんがサイエンスホームについて、向いている人・いない人という切り口で書いていることです。
これは、家づくりでは本当に大切です。
家を売る側からすると、どうしても良いところを伝えたくなります。
木の香りがいい、ひのきが気持ちいい、真壁づくりが美しい、柱や梁が見える、吹き抜けが気持ちいい、外張り断熱がある、メーターモジュールでゆとりがある。
それは、すべて魅力です。
でも、本当にお客様のことを考えるなら、この家が合う人もいるし、合わない人もいるということを伝えなきゃいけません。
木の香りを心地よいと感じる人もいれば、少し強いと感じる人もいる。柱や梁が見える空間を安心すると感じる人もいれば、すっきりした壁の空間の方が落ち着く人もいる。木の傷や経年変化を、家族の時間として受け止める人もいれば、新築時のきれいな状態を長く保ちたい人もいます。
どちらが正しい、という話じゃありません。
家づくりで大切なのは、自分たちに合うかどうかです。
奥寺さんが「向いている人・いない人」というテーマを書いていること自体に、私は誠実さを感じます。
合わない人に無理にすすめない。合う人に、深く届くように伝える。
これは、家づくりの担当者として、本当に大切な姿勢だと思っています。

木の家は、雰囲気だけで決める家じゃありません
木の家には、確かに雰囲気の良さがあります。
玄関を開けた瞬間の香り、柱や梁の存在感、床を歩いたときの感触、光が木に当たったときのやわらかさ、年月とともに変わっていく色合い。
これは、カタログの数字だけじゃ分からない魅力です。
ただ、信州で木の家を建てるなら、雰囲気だけで決めちゃいけません。
信州には冬があります。最近は夏の暑さもあります。雪もあります。凍結もあります。日当たりも大切です。風の通り道も大切です。土地との相性もあります。駐車場から玄関までの動線もあります。将来のメンテナンスもあります。
木の家への憧れは大切です。
でも、憧れだけで進めると、あとから苦しくなることがあります。
奥寺さんの記事群には、外張り断熱や充填断熱、ハイブリッド工法、県産材、職人、現場という言葉が出てきます。
これは、奥寺さんが木の家を「雰囲気」だけで見ていないということだと思います。
木の家を、信州の現実の暮らしの中にどう落とし込むか。
ここを見ている人だと感じます。

性能を、暮らしの言葉に翻訳できる人
家づくりでは、性能は大切です。
断熱、気密、耐震、構造、窓、暖房計画、メンテナンス。
これらを軽く見ることはできません。
特に信州で家を建てるなら、断熱や暖房計画は、毎日の暮らしに直結します。
ただ、性能は数字だけで終わるものじゃありません。
断熱性能は、冬の朝に家族がご機嫌で起きられるかにつながります。窓の取り方は、日差しや眺めだけじゃなく、夏の暑さや冬の冷え方につながります。配置計画は、雪の日の玄関動線や駐車場の使いやすさにつながります。構造の安心は、家族が長く暮らす安心につながります。木の素材感は、家族がどんな時間を過ごすかにつながります。
性能は、暮らしを支えるためにあります。
奥寺さんの価値は、性能を説明できることだけじゃないと思っています。
性能を、暮らしの言葉に翻訳できること。現場で起きることを、契約前のお客様に分かる言葉で伝えられること。木の家への憧れを、信州の日常に落とし込めること。
そこに、奥寺さんの大きな価値があると思っています。
📖 奥寺さんの記事:諏訪地域の風土に寄り添う。「長野県産ひのき」で建てるサイエンスホーム諏訪店の家

「誰が建てるか」を語れる人
奥寺さんの記事群の中で、私がもうひとつ大切だと感じたのは、**「誰が建てるか」**という視点です。
家づくりでは、どうしても商品名や性能、価格、デザインに目が向きます。
どんな家か、いくらか、どんな仕様か、どんな間取りか、どんな断熱か、どんな外観か。
それは大切です。
でも、家は図面だけで建つわけじゃありません。
現場があります。職人さんがいます。施工があります。納まりがあります。手があります。判断があります。経験があります。
どんなに素敵な家でも、誰が建てるかで変わります。
この視点は、これまで私たちが書いてきた「担当者で家づくりは変わる」という考え方ともつながります。
家づくりは、商品だけで決まるものじゃありません。
誰が相談を受けるのか。誰が現場を見るのか。誰が職人さんとつなぐのか。誰が、お客様の不安を現場に反映するのか。誰が、図面と暮らしの間をつなぐのか。
そこまで含めて、家づくりです。
奥寺さんが職人や現場の話をすることは、本当に大切です。
なぜなら、木の家は、素材だけじゃなく、つくる人の手によって価値が立ち上がる家だからです。
📖 奥寺さんの記事:どんなに素敵な家でも「誰が建てるか」知りたくないですか?職人の技が光る家づくり

人生で何を優先するか、という問い
奥寺さんの記事群には、「家づくりで、人生で何を優先するか」というテーマもあります。
私は、ここがとても大事だと思っています。
家づくりでは、選択肢がたくさんあります。
広さ、価格、性能、デザイン、木の香り、土地の場所、山の見え方、学校や病院への距離、冬の暖かさ、夏の涼しさ、収納、家事動線、趣味の空間、将来の安心、資産形成、家族時間。
全部大切です。
でも、全部を同じ重さで満たすことは簡単じゃありません。
だから、家づくりでは、優先順位が必要です。
何を大切にするのか。何を手放してもよいのか。何にお金をかけるのか。何に余白を残すのか。どんな暮らしを増やしたいのか。どんな望む人生を支えたいのか。
私は、家は目的じゃなく、望む人生を支える器だと思っています。
奥寺さんが「人生で何を優先するか」という問いを持っていることは、サイエンスホーム諏訪店にとって、とても大きな意味があります。
それは、家を売る視点だけじゃなく、人生を一緒に考える視点があるということだからです。
📖 奥寺さんの記事:あなたは、家づくりで、人生で何を優先しますか?

長野県産ひのきと、信州の風土を見る視点
奥寺さんの記事群には、長野県産ひのきや県産材へのこだわりも出てきます。
木を、ただの素材として見るのか。それとも、地域の風土とつながるものとして見るのか。
ここには大きな違いがあります。
信州には、信州の気候があります。諏訪には、諏訪の冬があります。山があります。空気があります。湿度があります。寒さがあります。日差しがあります。地域の暮らしがあります。
その地域で家を建てるなら、その土地の風土を見る必要があります。
木の家は、どこでも同じように建てればよいわけじゃありません。
その土地の気候。その土地の光。その土地の風。その土地の冬。その土地で暮らす家族。
そこに合う家であることが大切です。
長野県産ひのきや県産材への視点は、単に「地元の木を使っています」という話だけじゃないと思います。
地域で育った木を使うこと。その地域の家をつくること。木を使うだけじゃなく、植樹祭などを通じて、次の森や未来にも関わること。
そこまで広げて考えると、家づくりは、単なる建物づくりじゃなくなります。
暮らしと地域と未来をつなぐ仕事になります。
私は、奥寺さんの記事群から、その広がりを感じました。
📖 奥寺さんの記事:【長野県の家づくり】サイエンスホーム諏訪店が「県産材」を使い、こだわる理由


構造と安心を、家族の未来として見る
木の家というと、香りや雰囲気に目が向きやすいです。
でも、家は家族を守る場所でもあります。
構造、耐震、安心、長く暮らせること、家族の未来を守ること。
ここも大切です。
奥寺さんの記事群には、ハイブリッド工法や構造の安心を扱う記事もあります。
私は、これも奥寺さんらしい視点だと思います。
木の家は、雰囲気だけじゃいけません。香りだけでもいけません。デザインだけでもいけません。
家族が安心して暮らせること。信州の気候の中で、長く住めること。見た目の良さだけじゃなく、見えない部分にも安心があること。
ここまで伝えられる担当者は、信頼できます。
お客様は、最初から構造の細かいことをすべて理解しているわけじゃありません。
でも、分からないからこそ、担当者が暮らしの言葉で伝える必要があります。
「この構造が、なぜ家族の安心につながるのか」「この性能が、なぜ日々の暮らしに関係するのか」「この見えない部分が、なぜ将来の安心になるのか」
そこを伝えられる人が、現場を知る人だと思います。
📖 奥寺さんの記事:家族の未来を守る安心の構造|サイエンスホームの「ハイブリッド工法」

お客様インタビューから見える、建てた後の現実
奥寺さんの記事群には、お客様インタビューの記事もあります。
私は、これは本当に大事だと思っています。
家づくりは、建てて終わりじゃありません。
むしろ、建てた後から暮らしが始まります。
引き渡しの日は、ゴールじゃありません。暮らしのスタートです。
だから、お引き渡し後のお客様の家に伺うこと。暮らしの様子を見ること。実際にどう住まれているかを聞くこと。建てる前の理想と、建てた後の日常がどうつながっているかを見ること。
これは、担当者にとって、本当に大切な学びです。
図面で考えていたことが、実際の暮らしでどう使われているのか。木の家が、時間とともにどうなじんでいるのか。お客様が、どんなところに満足しているのか。逆に、どんなところをもっと考えればよかったのか。
建てた後を見ている担当者は、次のお客様への提案が深くなります。
奥寺さんには、ぜひこの視点を大切にしてほしいと思っています。
家は、完成写真だけじゃ分かりません。
暮らしている人の表情、家族の会話、床の傷、木の色の変化、家具の置かれ方、日常の動線、冬の朝の過ごし方、夏の夕方の風。
そうしたものの中に、家づくりの本当の答えがあります。
📖 奥寺さんの記事:【塩尻市】お客さまインタビューをさせていただきました

東日本大震災への思いから感じる、家をつくる人の責任感
奥寺さんの記事群には、東日本大震災に思いを馳せる記事もあります。
家づくりに関わる人間にとって、災害の記憶は、本当に重いものです。
家は、幸せな日常の器です。家族が集まり、食事をし、眠り、子どもが育ち、人生の時間を重ねる場所です。
でも同時に、家は家族を守る場所でもあります。
安心、安全、構造、備え、地域、命。
家づくりは、単なるデザインや商品じゃありません。
人の暮らしと命に関わる仕事です。
奥寺さんが震災に思いを馳せる姿勢から、私は、家をつくる人としての責任感を感じます。
木の家はやさしい家です。でも、やさしいだけじゃいけません。
家族を守る強さも必要です。
この両方を忘れないことが、家づくりに関わる人には大切だと思っています。
📖 奥寺さんの記事:あれから15年|サイエンスホーム諏訪店店長が東北馳せる思い

奥寺さんは、木の家への憧れを、信州の日常に落とし込む人
ここまで奥寺さんの記事群を横断して見てくると、私はひとつの結論にたどり着きます。
奥寺さんは、木の家への憧れを、信州の日常に落とし込む人です。
木の家は素敵です。
ひのきの香り、真壁づくり、柱や梁、吹き抜け、ロフト、木の床、経年変化、家族の記憶。
こうしたものに心が動くなら、その感覚は大切にしていいと思います。
でも、夢だけで進めると、あとから苦しくなることがあります。
掃除はどうするのか。音の伝わり方はどうか。家族の距離感は合うのか。傷や色の変化を受け止められるか。性能と開放感のバランスをどう考えるか。冬の暮らしに無理はないか。夏の暑さはどうか。土地との相性はどうか。
木の家は、夢だけじゃ建てられません。
でも、現実だけで選んでも、心が動かない家になることがあります。
大切なのは、夢と現実をつなぐことです。
奥寺さんは、木の家への憧れを壊す人じゃありません。でも、夢だけで進ませる人でもありません。
木の家への憧れを、信州での日常に落とし込む人。
私は、そこに奥寺さんの価値があると思っています。
奥寺さんに相談してほしいこと
信州で木の家を考えている方には、奥寺さんにぜひ聞いてほしいことがあります。
この土地に木の家を建てると、冬はどう感じるのか。外張り断熱は、信州の暮らしにどう関係するのか。真壁づくりの木の見え方は、暮らしの中でどう変わるのか。木の香りは、暮らしの中でどう感じ方が変わるのか。雪の日の駐車場や玄関動線は、どう考えればいいのか。10年後、20年後の木の家を、どう見ればいいのか。経年変化を楽しめる人と、気になる人の違いはどこにあるのか。自分たちの家族に、サイエンスホームは本当に合うのか。どの性能が、日々の暮らしのどの安心につながるのか。誰が建てるのか、現場でどんなことを大切にしているのか。
こうしたことは、カタログだけじゃ分かりません。
モデルハウスを見るだけでも、まだ足りないことがあります。
実際の暮らし、信州の気候、土地との相性、現場で起きること、職人さんの手、お客様が後から困りやすいこと。
そこまで含めて相談できる人が必要です。
奥寺さんは、その相談相手になれる人だと思っています。
読者の方に問いかけたいこと
信州で木の家を考えている方に、問いかけたいことがあります。
あなたは、木の家に何を求めていますか。
木の香り、ひのきのぬくもり、柱や梁のある空間、経年変化、家族の記憶、素足で歩く心地よさ、開放的な空間、自然とつながる安心感、地域の木を使う意味、職人さんの手でつくられる安心。
そして、もうひとつ。
その木の家は、あなたの毎日の暮らしに合っているでしょうか。
掃除や手入れも含めて、愛せそうですか。傷や変化を、家族の時間として受け止められそうですか。家族の気配が伝わる空間を、心地よいと思えそうですか。数値だけじゃなく、体感や空気感も大切にできますか。信州の冬や夏の中で、その家が自分たちを支えてくれそうですか。
そして、いちばん大切な問い。その家は、望む人生を支える器になりそうですか。
すぐに答えが出なくて大丈夫です。
その問いを持って、奥寺さんに相談してほしいと思います。
最後に、奥寺さんの記事群を読んで感じたこと
奥寺さんの記事群を読んで、私は改めて思いました。
信州で木の家を建てるなら、現場を知る人に相談してほしい。
木の家は、スペックだけで決める家じゃありません。雰囲気だけで決める家でもありません。
木の香り、真壁づくり、柱や梁、経年変化、家族の距離感、掃除や手入れ、断熱や性能、構造の安心、職人さんの手、長野県産ひのき、信州の冬と夏、土地との相性。
そして、その家でどんな人生を送りたいのか。
これらを一緒に見ていく必要があります。
奥寺さんは、木の家を売る人じゃなく、木の家で暮らす人の現実を見ている人です。
良いところだけじゃなく、合わない可能性も伝えられる人です。性能を、暮らしの言葉に翻訳できる人です。職人さんや現場の価値を見ている人です。木の家への憧れを、信州の日常に落とし込める人です。
だから私は、信州で木の家を考えている方に、奥寺さんに相談してほしいと思っています。
家は、目的じゃありません。望む人生を支える器です。
その器が、自分たちに本当に合っているのか。
そこから、一緒に考えていきたいと思っています。
📖 奥寺さんの記事:家づくりの初回相談では、間取りより先に「望む人生」を話してほしい




