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サイエンスホーム諏訪店・店長の奥寺です!
家づくりにおいて、玄関は家族が毎日出入りする場所であり、
玄関ドアは単なる出入り口以上の役割を担います。
それは「家の顔」であり、日々の暮らしやすさを大きく左右する重要な要素です。
デザイン、素材、そして何よりも使い勝手を考慮して選びたいですよね。
今回は、日本の住宅で広く採用されている「開き戸(ドア)」と「引き戸(玄関引戸)」について、
それぞれの特徴とメリット・デメリットを詳しく掘り下げ、後悔しないドア選びのポイントをご紹介します。
開き戸(ドア)の魅力と注意点
日本の玄関ドアとして最も一般的で、その多様なデザインと機能性から幅広い選択肢があるのが魅力です。
開き戸のメリット
- 高い防犯性: 扉が枠にしっかりと密着して閉まる構造のため、こじ開けられにくく、防犯対策を強化しやすいです。
- 優れた気密性・防音性: 隙間が少ないため、冷暖房効率を高め、外部の騒音を遮断し、快適な室内環境を保ちます。
- 豊富なデザインと素材: モダンからクラシックまで、非常に多くのデザインと素材から選べ、家の外観に合わせやすいです。
- 幅広い価格帯: 普及品から高機能なスマートロック付きまで、予算や機能に合わせて選びやすいです。
開き戸のデメリット
- 開閉スペースが必要: ドアが前後方向に動くため、玄関内外にドアの可動範囲分のスペースが必要です。
- 風の影響を受けやすい: 強風時に急に開閉する可能性があり、注意が必要です。
- 開閉時の動作: 荷物を持っている際などは、片手での開閉が難しい場合があります。
引き戸(玄関引戸)の利便性と知っておきたいこと
かつては和風住宅に多く見られましたが、近年ではシンプルでモダンなデザインの引き戸も増え、
その利便性から注目を集めています。
引き戸のメリット
- 開閉スペース不要: 戸が横にスライドするため、前後のスペースを必要とせず、狭い玄関やアプローチでもスムーズに出入りできます。
- 風の影響を受けにくい: 強風にあおられて急に開閉する心配がほとんどなく、安全性が高いです。
- 開けたままで固定可能: 換気や大きな荷物の出し入れの際に、戸を全開にした状態で固定できます。
- ユニバーサルデザイン: 車椅子やベビーカーでの出入りがしやすく、バリアフリーを考慮した住宅に適しています。
引き戸のデメリット
- 防犯性・気密性: 開き戸に比べ、構造上わずかな隙間が生じやすいため、従来のイメージでは防犯性や気密性が劣るとされていました。
- デザインの選択肢: 開き戸に比べると、まだデザインのバリエーションは少ない傾向にあります(高性能な製品も増えています)。
- レールの清掃: レール部分に砂やホコリが溜まりやすく、定期的な清掃が必要です。
まとめ:あなたのライフスタイルに最適な玄関ドアは?
玄関ドア選びは、ご自身のライフスタイル、玄関やアプローチの広さ、
そして求めるデザイン性や機能性を総合的に考慮することが大切です。
- 高い防犯性や気密性、豊富なデザインを重視するなら「開き戸」
- 開閉スペースの制約がなくスムーズな出入り、バリアフリーを優先するなら「引き戸」
が適しているかもしれません。
どちらのドアがご自宅に最適か、メリット・デメリットを比較検討し、
ショールームで実際に触れてみるなどして、後悔のない玄関ドア選びをしてくださいね。
なお、サイエンスホーム諏訪店のモデルハウスでは、
今回、引き戸を採用しております。
限られた敷地で駐車スペースの確保、間取りを活用するために、
誰もが使いやすく出入りしやすさを考えて今回は採用しました。
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【宿場町の風情と自然素材のぬくもり】
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