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サイエンスホーム諏訪店の奥寺です。
本日、3月11日、2011年に日本を襲った東日本大震災から14年です。
震災のあの日は僕はまだ高校生で部活をしていました。
部活中に地震が起こり、部活を終えて帰宅しようとしたのに、
電車が止まっていて帰れず迎えにきてもらったのを今も覚えています。
また、父の実家が岩手なので、特別な思いもあります。
岩手はじめ青森や宮城、茨城など東北方面に親戚も多くいて、
大丈夫かなと思いながら過ごして、無事という知らせを聞いた時は一安心。
しかし、多くの命が犠牲になり心が痛みました。
子供の頃は、夏休みに毎年のように遊びに行っていたので、
勝手に岩手は故郷にも思っています。
山や海で遊んだ楽しい記憶がたくさんあります。
そんな岩手をはじめ、帰宅後にテレビを見ると
津波に襲われ、東北の街が見たことのないような光景が。
子供の頃に何度か遊びに行っていた場所も変わり果て、
これは本当に現実なのかと疑ってしまいました。
震災が起こった当時は何度も何度も緊急地震速報が鳴り、
恐怖でもうなりませんようにと何度も祈っていました。
昨年6月に、岩手に住む祖母が亡くなってしまい、
8月と合わせて、2回岩手に行きました。
震災が起こった後に訪れるのは2017年に続き2回目でした。
昨年、久々に岩手に行き、まだ震災の跡が残る箇所は多いですが、
一歩ずつ進んでいく、その姿に心を強く打たれます。
8月に岩手に訪れた際は、青森県八戸市にある蕪島にも行き、
震災の記憶を改めて目の当たりにし、言葉が出てきませんでした。

震災当日、何かしたくても何もできない無力さを感じ、
復興に向けて、一つになる姿、逆に力をいただきました。
本当にありがとうございます。
日本で生まれ育った自分にとって忘れてはいけない
風化させてはいけないことです。
今ある日常に感謝して、今この瞬間を当たり前だと思ってはいけない
今日を全力に生きて、明日に向かって行きます。