皆さま、いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
サイエンスホーム諏訪店・店長の奥寺です!
前回より、金利についてのお話がいよいよ始まりましたが、
今回は、金利の種類についてのお話をさせていただきます。
その前にぜひ、①から③をまず読んでから続きを読んでみてくださいね。
家づくりの初めに資金計画を立てよう①まず初めに
家づくりの初めに資金計画を立てよう②将来のライフプランを考えよう
家づくりの初めに資金計画を立てよう③金利編
①を読み毎月返済可能金額、②で将来のライフプランを立て、
③で金利について学び、いよいよ住宅ローンを選んでいきましょう?
とはいったもののの、選ぶってなに?って感じですよね。
じつは、、、
金利には種類があるのです。
つい目先の金利でローンを選んでしまいがちですが、
金利には3つのタイプがあることを知っていますか?
ずっと金利が変わらない(=返済額が一定)ものもあれば、
返済途中でも金利が変わる(=返済額が増減する)ものもあります。
ご自分のライフプランに合った金利のタイプを選択することが大切です。
それでは3つのタイプをメリット、デメリット含めてみていきましょう
1:固定金利タイプ(全期間固定金利型)
これは借り入れた時の金利が全返済期間を通じて変わらないタイプです。
- メリット
・借り入れ後に金利が上昇しても、将来に渡り借入時の金利による返済額が確定
・借入時に返済期間全体の返済計画が確定
・金利上昇の影響を全く受けない - デメリット
・借り入れ後に金利が低下しても返済額が変わらない
・他の2つの金利タイプと比べると金利が高め
・借り入れできる金額が他の2つのタイプと比べると低め - こんな人にオススメ
・家計管理のしやすさを重視したい人
・金利上昇リスクを避けたい人
・転職予定で今後の借り換えが難しい人
2:変動金利タイプ(固定期間選択型)
当初3年間⚪︎%など、一定期間だけに固定金利が適用されるタイプです。
- メリット
・固定金利期間中は、返済額を確定できるから安心感がある
・借り入れ後に金利が低下すると、返済額が減少
・全期間固定金利型よりも低金利 - デメリット
・借り入れ後に市場の金利が上昇すると、返済額が増加
・借り入れ時に固定金利期間終了後の返済額が確定しないので、返済計画が立てにくい - こんな人にオススメ
・子供が大きくなるまでなど、一定期間返済額を一定にしておきたい人
・教育費の支出のピークを過ぎ、数年後の返済の増額に対応できる人
3:変動金利タイプ(変動金利型)
金融情勢の変化に伴い返済の途中でも、定期的に金利が変動するタイプです。
- メリット
・借り入れ後に金利が低下すると、返済額が減少
・金利が低いため、借り入れできる金額が増やせる - デメリット
・借り入れ後に金利が上昇すると、返済額が増加
・借り入れ時に将来の返済額が確定しないので、返済計画が立てにくい
・借り入れ後に金利が急上昇した場合、未払利息が発生する場合がある - こんな人にオススメ
・共働きなどでどんどん繰上げ返済ができる人
・貯蓄の余力があり、金利上昇時に借り換えできる人
以上、金利の3タイプについてお話しさせていただきました。
どれが正解・不正解というのはございません。
みていただいている通り、どのタイプもそれぞれメリット、デメリットがあります。
メリットやデメリット含め、こんな人にオススメを参考にして、
自分だったらと考えてみてください。
ご家族やそれぞれに合ったタイプを検討してみましょう。